うとう部屋の前にきた。。。 お坊さんはゆっくりとオレの部屋の玄関に振り向き念仏？を唱えながら片手で合掌をし、錫杖をシャンシャンと鳴らし、ドンッ！と地面を突いた。しばらく念仏みたいなのを唱えて部屋の前からいなくなった。 めっちゃくちゃビビった。。。。 すると、外から微かにお経を唱える声が聞こえてきた。家の廊下からではなかったので、部屋を出てみた。 廊下から外に身を乗り出して見ると、そこにはうちのマンションの駐車場があるのだが、オレが見た光景は駐車場ではなかった。。 そこには円を描いて集まってる三度笠のお坊さん達が６〜７人はいた。そして、お坊さんの周りには火が炊かれていて、まるで結界のように縄で囲まれていた。お坊さん達の円の中心には大きな火が上がっていて何かを燃やしているようだった。。。 あれ。。人じゃん。。。そう、死体の山を焼いている様だった。。。ビビりながら様子を見ていたら、１人のお坊さんがこっちに振り向き三度笠を被っていてわかりづらかったけど、明らかに目があった様な感じだった。。 オレはそれから意識がなくなったのか、気づいたらキッチンの床に倒れていた。 え？？？何これ？？え？夢？？っとあたふたしていた。携帯を見ると朝の７時を過ぎていた。起きてすぐ廊下外の駐車場を見たがいつも通りの駐車場だった。火も死体の山もなくお坊さん達もいなかった。 あれは夢だったのか？でも、あんなにはっきりと覚えてる光景とお線香の匂いは確かだった。。。。