ら上に釘を確認し、 天井を照らした瞬間。 全員、息を飲んだ。 お札だ。 一枚どころではない。 今まで気づかなかったが、二階の天井に何百枚ものお札が貼り付けられている。 全員が恐怖で固まった。時間も全て恐怖が包み込み止まった気がした。 こうゆう時って本当に誰も声も体も何もできないんだと感じた。 8秒後くらいだろうか、誰かが絞り出すように叫び 全員が我先にと逃げ出した。 廃墟を出たのち、あの扉はなんだったのか何か封印さらているのか？など憶測を呼んだが二度と行くことはなかった。確かめる気もしなかった。 今でも、あのお札を見た瞬間の 全ての時間が恐怖で止まった感じは忘れられない。 それから5年くらいして林、井戸、家は取り壊され、アパートが建った。 10年以上たった今でも未だに入居者募集の看板があるが。。 あの扉の先の真相は誰にもわからない。