これは私が実際に体験した話です。 駄文、誤字脱字ご容赦ください。 怖い話ではないかもしれません。 私がとある県に出張に行くことになった。 私が住んでいるところからかなり離れていて車で行くにも電車で行くにも2時間から3時間はかかる。そこで私は前日に家でお風呂に入りそのまま向かうことにした。 朝も早かったので夜の8時前には家を出た。そして車中泊するか宿を探すか考えていたのだが高速を使わないと4時間から5時間かかってしまうので高速を使うことにした。お金が足りなくなるのも嫌だし車中泊にしようと決めた。 しかし、これが間違いだった。 夜の11時には出張先付近に到着した。 運転も疲れたし早く寝たいと思った私は とりあえず長く駐車出来るところを探していた。そして少し車を走らせると○○○海浜公園というのが目に付いた。その海浜公園を入っていくと駐車場にトラックや車が止まっていて、ああここなら止められそうだと私は思い車を止めて眠りについた。 しかし、夜中の1時過ぎ変な音が聞こえてきた。刃物とかを引きずる音って言えばいいのかな、キーキーキーってとりあえず変な音だった。私はうるさくて目を覚まし辺りを見回す。そこで私は気づいた。私が止めてる左側はトイレになっている。そのトイレの横にはお墓があった。私はまずいところに止めてしまったと思った。暗くてよく見えなかったせいもあるがほんとに寒気と鳥肌、冷や汗が酷かった。お墓に気づいてから私は目を離せず、ずっと見ていた。 音は止まらない。そして近づいているのがわかる。このままではほんとにあぶない。 音がする方に目を向けても暗くて何も見えない。どうしたらいいのかずっと考えてた。そして考えているうちに音が止み、私も眠りについてしまっていた。誰かの視線とあの音でまた目が覚めた。2時半。少ししかねれてない、仕事で居眠りしたらとんでもないと思った私は耳を塞ぎまた目を閉じた。 そして、あっという間に朝。太陽の光で目が覚めた。きっとあれは夢だったんだろうと思った私はエンジンをかけ出張先の会場に向かった。 周りは知らない人ばかり。嫌だなあと思っていたのもつかの間、お昼休憩になった。 そして隣に座っていた諏訪さん(仮名) という方が私に話しかけてきた。 諏「あのー、はじめまして諏訪と申します。今日1日よろしくお願いします」 私「あ、はじめまして加藤(仮名)と申します。よろしくお願いします」 諏「加藤さんですね、よろしくです」 私「こちらこそ」 諏「初対面なのに変なこと聞いてもいいですか?」 私「どうぞ」 諏「隣に座った時からなんですけど加藤さんの左側にもう1人女の方がいて私をずっと睨んでるんです」 そんなんわけない。私の左側は壁だ。 そう思いながら諏訪さんを見つめていると 諏「信じてもらえないとは思うんですけど私見えるんですよね。昨日の夜、何かしました?」 私「いいえ、ただ会社が遠いんで早めにこっちきてある公園に止まって寝ましたけど」 諏「これが終わったら一緒にその公園行きましょう」 そう言われ、終わってから2人で公園に向かった。 諏訪さんは着く直前で行きたくないと 急に泣き始めた。しかしここまで来たら行かないわけにも行かないと私だけ降りて辺りを見回した。すると、その公園で野菜やお米などを販売しているお店があった。そこの店員さんなら何か知ってるだろう思いお店に足を向けた。 私「すみません、お聞きしたいことがあるのですが」 店「いらっしゃいませ、どうしました?」 私「この公園にお墓があると思うんですけど何かあったんですかね?」 店「あー。なんか見ちゃいました?」 私「今日の夜中にキーキーキーといった音だけなんですけど、ある人が私の横に女の人がいるって言ってて」 店「そうですか。実はこの公園ができる前は墓地ばっかりの団地みたいなもんだったんです。それを取り壊してまで公園を建てると市長がうるさくて。まあ、この地域には公園ここしかないほど田舎なんですわ。それから公園が完成してから市長は亡くなりました。この公園を建ててくれた業者までもね。誰かの呪いなんじゃないかって話になったんだけどね、この公園駐車料金はかからんしみんな休憩にはぴったりだって止まっていくんです。前にも聞かれたんだけど前の人は見てはいけないものを見てしまったって言ってきましたよ。私は開店から閉店までそれをずっと見ているんだけどね」 私「みてはいけないもの。。?」 店「もし見たいなら今夜泊まっていったらどうですか」 私「は、はあ。」 店「私はこれしか言えません。あ、だけどそれを見てどうなっても知りませんよ」 そう言って店員さんは仕事を始めた。 怖いという気持ちもあったが見てみたい、 そんな感情にかられた。 車に戻ると諏訪さんが泣き止んでいて すみませんと一言謝ってきてそ...