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中編

お侍さんの家

ジュリ~ 2020年8月11日
怖い 190
怖くない 166
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とか。 どう言う経緯で頭部が無くなってしまったのか 分かりませんし、その時代に 首から上のない方に布を 被せる風習があったのかどうかも 分かりませんが、私が見たものはそれでした。 その家には2年程住んで引っ越しましたが… この家に引っ越して来る時には 何も物が無い状態で あちこち隅々まで綺麗に掃除して入居。 当然、前住人の方の物など有りませんでした。 そして2年住ませてもらった、この家ともお別れ! 引越日、当日の出来事です。 一階のリビングは和室になっていて その一角に、半畳程の物入れがありました。 扉を開けると真ん中に仕切りがあって 上と下に荷物が少し入ります。 引越し業者のトラックも出発していて 忘れ物はないかな?と最終チェック。 押入れ、クローゼットの扉を風通しの為に 開けておこうとリビングにある 半畳の物入れも開けました。 しゃがんで下側を覗くと… え⁈ 何も無いはずのガランとした そのスペースに 見た事も使った事もない  お箸が一膳、落ちていたんです。 ちゃんと透明袋に入っていて未開封です。 見たところ、女性用ですが、 とても古いものでした。 流石に背筋が凍りました。 何かを見る。より得体の知れない物の方が 私は怖かったりします。 家具も小物も一切、何にも無い家に お箸が一膳。 今思い出しても、気味が悪いです。 そのお箸、捨てるのも怖いし 置いていくのも… どうして良いか分からなかったので ちゃんと説明をした上で、 お姑さんに渡しました。 最後の最後の日まで 何かあった。 若い頃に住んだ「お侍さんの家」の お話でした。

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  • さらさん、お早う御座います。 メッセージ有難う御座います。 京都で育っているとお寺や神社、お城が 生活に溶け込み過ぎていて、珍しくもない感覚 だったりして県外の方の方が詳しかったりして笑 お城があった事は、男性の友人が教えてくれて、 聞いた時は、「なんだったんだろう…」から 「合致」に変わりました。今でもその時の光景を はっきりと覚えていますが、とても静かで ひんやりと、悲しい空気でした。 メッセージを読ませて頂いて 白い布の、もしかしてな由来… 切なくなりました。
    ママちゃん
  • お侍さんに白い布❓恐怖体験ですね!昔、斬首前に白い布を掛けたと言う話はありますが…それでしょうか?京都大藪には城がありましたが、今から500年程前の地震で無くなったようです。歴史上因縁の多い京都です。私も霊道マンションに住む前は、京都に住んでいました。やはり武士の霊に遭遇した過去はあります。人をひきつける魅力が京都にある所以でしょうか…。
    さら
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